以前、国立西洋美術館で開催されていたコルビュジェの絵画展。
建築家という認識が強かったのですが、建築家として活躍する以前は画家としても活躍されていたのですね。
「ピュリスム」という美術のスタイルで。
確かに、よくポストカードなどになっていた幾何学的な絵。
不思議でしたが、色、形などなんだか惹かれるものがあり、今回改めて絵画展を見に。
絵画のほかにも、建築の世界へ移り変わってからの建物の模型や写真が展示されていました。
やはり、90年近く前に「サヴォワ邸 」を設計したり、ロンシャン教会、ユニテダビタシオンなどを見ても、
その時代にはとても斬新な建物を設計する才能はただただ感嘆。
自身の創造性の豊かさはもちろんのことですが、
自分の目で見たものから感じ取ったことを表現し 、その時代を象徴するアーティスト( ピカソなど )からも影響を受け、
建築を追求し続けた努力はすごいですね。
今に比べたら、情報が希薄な時代に造った今見ても新鮮で芸術的な建物たち。
その普遍性はすごいですね。
加藤