2021年も美術館巡りは上野の東博こと東京国立博物館の「博物館に初もうで」から始めます。加えて今年は特別展の

「日本のたてもの」展が表慶館で開催されていたのでまずはそちらを鑑賞しました。

        

「日本のたてもの」展はその名の通り、寺社仏閣・城郭・茶室・住宅など有名な建造物の1/10ほどの模型がずらっと並びます。

これらの模型は文化庁が国宝や重文の建造物を修理する際に、その形態・技法などを検討しその技を伝承するために

制作したとのことです。(東博HPより抜粋)本物を模型にしたんだよね・・・先人のみなさま凄過ぎです。

 

      

上は京都の東福寺の三門です。一推し!裳階(もこし)のあたりなど美しいです。いつまででも眺めていられそうです。

今回の展示物はこのように建物の真ん中で分かれていたり、中が見えるようになっているものがほとんでで

構造がとても分かり易くなっています。

壮大な外観とともに仕口・継ぎ手などの木造建築ならではの繊細さを感じます。

改めて木造建築、恐れ入ります。見応え充分です。

 

会場となっている表慶館もとても素晴らしい建築物ですよ。この機会にぜひ見学して下さい。

     

時間指定での入館でしたが、かなり賑わっていました。「日本のたてもの」展 会期は2月21日までです。