だいぶ時間が経ってしまいましたが、昨年末、国立新美術館に。
「 安藤忠雄–挑戦– 」を見に行ってきました。
私が行った日は最終日とあってチケット売り場から少し並び、展示室に入るまでには20分程度かかりました。
さすが巨匠とあって、お客さんの層も本当に幅広い。男女問わずすべての世代にといった感じでした。
室内も混んでいて、なかなか見るのも大変でした。
とにかく、これまでの作品の数に圧巻。エネルギーとフットワークと創作意欲と何十年もこの仕事を続ける体力。
すごい!!としか言いようがないほど。
展示は6つのセクションに分かれていました。
原点/住まい ・ 光 ・ 余白の空間 ・ 場所を読む ・ あるものを生かしてないものをつくる ・ 育てる
すべての作品において感じたことなのですが、偉大な自然には勝ることはできないことを受け入れて、
その空気、水、光、風景全てが建物と一心同体だということ。
光の教会、水の教会、直島のプロジェクト、ヴェニスの美術館などを見るとそれをより感じます。
そして、そこに建築家の息吹を投入してより個性を放ち、なおかつ現代の技術とエネルギー注いで強靭さを蓄え、永遠に残っていくという強い意志も感じられ。
かなり主観になりますが、それぐらいの力強い趣と強靭さ感じる作品たちでした。
純粋に感動しその素晴らしさを自分なりに表現するのがなかなか難しいですね。。。
ですが、この企画展に行った証に自分なりに書いてみました。
こちらは光の教会の実寸モデル。まさかここで見れるなんて驚きでした。
さすがです。
加藤