11月11日~13日で開催された「京都モダン建築祭」に行ってきました。

まだ現役で使われている建物、今は静かに余生を送っている?もの、

公共、民間、飲食店、住宅まで30か所以上の建物が参加。

パスポートを購入して見学できるというシステムです。

幾つかの建物は事前申し込みから抽選があったり、

主催者の方々が説明して下さるツアーなどもありました。

私は申し込んだ3つとも外れてしまい、少々凹んでいましたが、それは行くまでの話。

京都中をバスや地下鉄、あとはひたすら歩いて周り、

それはそれは見応えのある、まさにお祭りの名にふさわしいイベントでした。

どこも素晴らしいのは間違いありませんが、私のお勧めは「京都府庁旧本館」と

「京都市京セラ美術館」です。

府庁の方は、なんともゴージャス。特に階段は必見です。何種類もの大理石が非日常につながっています?

「京セラ美術館」は現存する日本最古の公共の美術館(1933年)を2020年に建築士の青木淳さん、西澤徹夫さん

が旧と新を融合させた新たな美術館として誕生させました。

建物はもちろんですが、その周囲を全体を巻き込んで心地良い空間を作っています。

ちょっと憎たらしくなるほどの気持ち良さ!岡崎エリアにあります。

京都モダン建築祭、来年もぜひ開催していただきたいです。